とある魔術の禁書目録 第12話「絶対能力(レベル6)」

自ら犠牲になることで実験を止めようとする御坂を、自らの身体を盾とすることで上条ちゃんがそれを止めようとする話。
実験を止められないことに御坂が絶望し、最後の手段として自分自身を犠牲にしたくなるというのは、まあ分かるし、上条ちゃんのキャラクターからいって、それを止めるのも分かるんだけれども、どけどかないの押し問答で後半丸々使っちゃうのは、いくらなんでも話が進まなすぎだろうというか、本人が止めようとする相手と同じ手段をとったら説得力ないというか。とりあえず電撃のエフェクトは気合いが入っていましたよ。
電撃を散々浴びたおかげなのか、次回への引きで上条ちゃんがナイスアイデアを閃いたようなので、とりあえずそれに期待。
インデックスとその他二人は焼き肉を食べながら超能力談義。観測されるとで事象が決定されるという量子物理学の理論を持ってくるあたりはSFチックでしたが、一人の人間の認識に、他の人間までが従うのはちょっと苦しいところで、もう少し突っ込んだ説明が欲しいところかなと。それに従わないのが上条ちゃんの能力で、学園都市か衛星あたりが個人の認識を増幅する機能みたいなのがありそうな気がするところですが。