続 夏目友人帳 第2話「春に溶ける」

二体の石像に宿った二人の祓い神の話。
人間の悪意を受けた挙げ句一方が悪霊となり、最後は二人とも消えてしまうのは切ない結末となっていましたが、今際の際に心が通じ合ったのは、せめてもの救いといったところでしょうか。
夏目の叔母が祓い神の依り代となった雪うさぎを、溶けないように冷凍庫に入れる場面が、回想の村人たちが石像を破壊する場面と対比されていた印象。その二面性を際だたせていましたよ。
塀の上で犬をからかったり、石像のある野原で転げ回ったりする様子が可愛らしくてよかったですよ。