空を見上げる少女の瞳に映る世界 第2話「逃げること」

前半のほとんどを、彼氏の自分語りに費やすのがすごかったですよ。誰もそこから語れとは言ってないのに、自分の半生を一人で語り続けるあたり、悪ぶってクールに決めてるけれども、実は話し好きの寂しがり屋さんと言ったところで、女なしでは生きていけないとか言い出すのも無理がないところかなと。
後半のムント様と呼べの3回リピートとか、事情を説明せずに力を貸せ→イヤの繰り返しとかも、話が進まなくて集中力が切れそうになりましたよ。前回の終わりに登場して、今回の冒頭でも顔出しした金色の兵器が、終盤になってやっと出動というのも間延びした構成。
友達の結婚話と、異世界の話との接点が未だ見えず。まあセリフの端々から思春期の迷いとか成長みたいなのを描こうとしているのは感じ取れるんですが、物語の進行と人物たちの心情がぎくしゃくしている印象。
バトルシーンで派手な煙が立ち上るあたりは、迫力があって良かったですよ。