みなみけ おかえり 第4話「あるべき秩序が」

冬馬の漢っぷり問題から二代目番長にして夏樹の幼なじみの新キャラの登場、そして保坂が男の純情を胸元と一緒にさらけ出すという流れ。焦点の当たる人物が異なるそれぞれのエピソードが、周囲の人物たちを介して繋げられるあたり、作品世界の緩やかなまとまりを感じさせるものとなっておりました。
写真を見た夏樹が怒れなくなった理由を誤解しているあたり、冬馬は男女の違い云々する以前の年齢なんだろうなと。
新キャラのヒトミは、心の声と実際の会話での口調の違いがインパクトあって、気の強そうな外見と齋藤彩夏の舌っ足らずな演技のギャップが逆に上手くハマっている印象。目の表情だけで夏樹の気持ちが理解できるのに、それがすべて自分に向いていると思い込んでいたりして、三重の意味でズレているのが面白いキャラでした。
保坂の方はあいかわらずで、雨の中、自宅まで傘を取りに行く行動力を持ちながら、面と向かって話しかけることすら出来ないヘタレぶりが憎めないところ。ずぶ濡れ状態からの湯気の発生と水しぶき飛ばし、そしてお約束のボタン外しのコンボには笑わせてもらいましたよ。