とある魔術の禁書目録 第16話「父親(かみじょうとうや) 」

水着回に続いて温泉回。今回もよいサービスで神裂のお姉さんの入浴やら脱衣所遭遇イベントやらを堪能させてもらいました。
話的にはエンゼルフォールを引き起こした人物が判明し、その動機やいかにといったところですが、自らが犯人であることを示す証拠がある場所に、上条ちゃんが向かうことを許すあたりに何か理由がありそう。これまであまり有効に使われているとはいえなかった上条ちゃんの記憶喪失設定が、真相を隠すトリックとなっていたのは面白かったです。ロシア正教の人が、あまり活躍してないのが気になるところですが、犯人が明らかになったことで、話にどう絡んでくるのか気になるところですが、姫神の件もあるのでこのままたいして活躍しないまま終わりそうでもあり。
トラックの運ちゃんと入れ替わった姫神は、今回の入れ替わりネタの中でも特に面白いところで、能登麻美子が粗野な人物を演じるのはなかなかのレアリティが高いなと。あとインデックスの姿をした母親に対して上条父が迫る場面が、けっこうシャレにならない感じで、具体的な描写をせずにセリフだけで進めるのは的確な判断といったところ。おかげでギャグっぽい扱いとなっていたわけですが、上条ちゃんが乱入したとき、状況的にどのくらいまで進んでいたんだろうかと、それはそれで見たかったりもしましたよ。