ソウルイーター 第42話「進撃!ババ・ヤガーの城〜なんかモヤモヤする?〜」

死武専のやり方に対するマカの疑念や迷いを描く話。敵の本拠地を攻めるという大きな出来事の割には、サブタイトル通りモヤモヤとして盛り上がらない感じでしたが、まあマカの心情を中心にすると、そうなるのも仕方のないのかもしれず。世界という漠然としたものを救う戦いよりも、自分が大切に思う存在を護るという彼女の選択が正しいかどうかはともかく、自分のやりたいことを自分で決断し実行に移すのは少年漫画らしい展開となっておりました。
マカが放送の終わったテレビを見つめる場面で、突き放すようなことを言うソウルを、彼女が凄い目でにらみつけるカットはちょっと怖かったりもしましたが、結局はソウルの後押しによって決断するわけで、パートナーとしての信頼の裏返しとしてのあの目だったのかなと思いましたよ。
マリーとクロナを死武専という組織から離脱させた上で、メデューサを追わせることをソウルはえげつないと評していましたが、契約に反しない形でメデューサを放置せずに、かつ本人たちの希望どおりの采配ということで的確な判断じゃないのかなぁと思えてしまったり。それに批判的なマカとソウルに同調出来ないのは自分がスれちゃっているのかなと。
ラクノフォビアに対する攻撃に、メデューサを追うマリーとクロナ、その二人の元へと向かうマカ、そして単独行動を取るキッドと、それぞれがバラバラに動いているわけだけれども、それらが最終的にどのように繋がるのか気になるところ。