空を見上げる少女の瞳に映る世界 第3話「立ち向かうこと」

ユメミがムントの言葉を信じたおかげで、ひとまず世界が救われましたとさ、と。
友人たちの努力を見て、自分も逃げてばかりいないで問題と向き合おうというのは、分かるんですが、そのキッカケとなる河を渡る結婚式からしてすでに、なんでそうなるのという疑問だらけなので、唖然としたまま眺めるしかないというか。まあ、河を渡る件については、二人を叱責する大人たちの言葉にあるように、とりあえず何か大きなことをやらずにはいられないみたいな青春の衝動みたいな感じで、あえてわけが分からないことを意図しているんだと言われれば、それでもいいような気がしたりもするわけですが。。
個人レベルの問題が、世界の趨勢に関わる出来事に直接関係してくるということで、いわゆる世界系と呼ばれる話になっている模様。渡河の成功とムントの勝利、ユメミの決心と落下の阻止が対応しているんだろうけれども、障害を乗り越えるのがヒロインであるユメミではなくてその友人というあたり、どうにもちぐはぐな印象を受けました。ムントの味方?の天上界の人たちも、何をやっていたのかよく分からなくて、何のために出てきたのかなと。まだ続きがあるようなので、この先の活躍に期待。
ムントと天上界の兵器のバトルは、なかなかの迫力。ムントの元へと向かってユメミが走る一連の場面の背景も印象的でした。