続 夏目友人帳 第5話「約束の樹」

夏目たちがショタ妖怪の名前を探すということで、風邪をおして無理をする夏目や、見返りがあるわけでもないのにそれを手伝う友人や妖怪たちと、彼らの善意が染みる話でしたよ。
そもそもの原因である、レイコが名前の書かれた友人帳を木の枝に縛って50年待たせるという、イタズラか嫌がらせのように思われる行為も、海を見たいというショタ妖怪の願いを彼自身の手で叶えさせるための後押しだったことが分かるのもよかったですよ。ヒノエの回想と合わせて、レイコという人物を改めて掘り下げる話でもありました。
それまで髪に隠れていたショタ妖怪の左目が、海を見た瞬間にあらわになる演出が印象的。
あと、冒頭でのニャンコ先生がヨウカンを丸呑みする姿が、猫とかそういうカテゴリーを超えた謎の生き物のようでインパクト大。