鉄のラインバレル 第19話「届く陽、暴かれる陰」

本部が大変な事になってるのに女を巡ってドツキあってる浩一と矢島には、そんなことやってる場合じゃないだろと突っ込みたくなったりもしましたが、二人の拳を交えた語り合いとそのあとの和解は、なかなか熱いものがありました。
浩一とリサコのために自分を犠牲にしているかのように振る舞う矢島を、実は自分の気持ちから逃げているだけであることを悟らせるのは、浩一の主人公らしさが現れた行動で良かったですよ。
クリスマス終了のお知らせの話でラインバレルが衛星兵器を破壊した件や、加藤が暇つぶしにやっているように見えていたローグもどきのゲームが、実は異世界とこちらの世界をつなぐ伏線となっていたことが明かされるのは面白いところ。
加藤とカウボーイみたいな格好の人との間に、微妙なズレが生ているらしいのが気になります。