みなみけ おかえり 第7話「オレでよければ」

マコちゃんを中心に女装ショタならではのエピソードがてんこ盛り。
胸の大きさについて語り合ったり、春香の無防備な下着姿に遭遇したりと、女として扱われるが故に男のままでは入ることの出来ない女の世界に入るみたいなドキドキ感がありました。太ももにこぼれたジュースを拭かれて際どいことになるあたりは、正体がバレそうになりつつも、なかなかおいしいところで、男と女の間を漂うマコちゃんの妖しい魅力がほとばしっておりました。
タヌキのたとえ話が意味深。千秋が、マコちゃんの正体を含めてすべてを分かっ上で話を合わせているような事を言いながらも、その実やっぱりよく分かっていないという認識のズレが何とも言えない味わい。
ED後のマグカップの話は、姉妹で同じ柄を選ぶのがポイントとなっているんだけれども、長女と三女は、本人の好みというよりは姉や友人の評価を意識した結果として同じになるあたりがひねってあるところで、結局自分の好きな柄を選び直すという。余ったカップを譲られる人物が、冬馬と藤岡なのも意味がありそうで、南家に近い人物たちということなんでしょうかね。マグカップに異様に馴染んでいた冬馬はともかく、その解釈に迷っていた藤岡は、あいかわらず振り回されているようにも思いましたが。