ソウルイーター 第45話「退魔の波長〜猛攻、怒りの魔人狩り?〜」

メデューサの最後ということでアクション的に見応えがありましたよ。
話の方もなかなか考えられていて、3人がかりでも歯が立たない状況から、クロナの負傷によってマカが暴走し彼女まで狂気に飲み込まれるかと思われたところで、これまで不発に終わっていたマリーの一手によってシュタインが復活、一気に形勢がひっくり返るあたりは、意外性を持たせつつそうなる流れも用意されていて、そう来るのかと感心させられました。
シュタインの狂気をラジオから発せられるノイズという形で、視覚と聴覚で分かりやく伝える工夫の感じられるところ。彼が狂気から解かれたことを、視聴者にとっても耳障りなノイズを止めることで表現するのは良くできた演出でしたよ。
クロナがマカをかばって傷つくのはお約束ではあるけれども、やっぱり泣かせる展開。メデューサが最後に残した退魔の波長についてのセリフが気になりつつ、そもそもあのメデューサが目的の半ばという中途半端なところで、素直に退場してくれるんだろうかとも思ってみたり。