みなみけ おかえり 第8話「法ですよ」

ここのところ出番のなかった吉野やアツコ、リコに眼鏡の人といった脇役の人たちを救済しつつ、彼女たちの色恋模様みたいなのが描かれるエピソード。
とはいっても、男の気を引くためにジュースの缶を開けられない訓練をしたり、夜の部の講義を始めようとしたら強制連行されたり、面白いことを言ったつもりが本当っぽかったり、あげくに最後の締めは保坂だったりで、当然のごとく恋愛が発展するような方向へは全く話が進まないわけですが。
アツコのおっとりとした魅力が押し出されているということで、プルタブが素で開けられないところや冬馬に顔をうずめられてリアクションに困るあたりは、なかなか可愛らしく。無自覚な魔性の女としての片鱗を伺えましたよ。保坂のルックスの良さに気づきながらもその気持ち悪さから遠巻きに見るだけだったりするのは、安心しつつも二人が絡んだら面白そうでもあって、ちょっともったいなくも思ったり。
受けに回ってうろたえる夏奈というのもなかなかにレアな状況となっておりました。