みなみけ おかえり 第9話「そうか」

季節はまた冬を迎えてクリスマスだったり、こたつにミカンだったりと。
Aパートは、ミカンをめぐって千秋と冬馬が夏奈とケンカをするわけですが、内田がそれを千秋と冬馬のケンカと勘違いしたことから、話がズレはじめてグダグダになるという。
内田から仲裁を求められて、マコトも意外に頼られてるんだなぁとか思ってたら、顔を見ただけで逃げ出したりして、あいかわらずのヘタレぶり見せてくれてなんだか安心してみたり。夏奈から春香の帰りが遅くなることを告げられて、とたんにやる気をなくす場面の表情や仕草が印象的でしたよ。
クリスマス話は、千秋が珍しく殊勝な心がけを見せたり冬馬が気を使ったりと、いい話分が多めだったけれども、千秋へのプレゼントは他人が選んだ物を夏奈が勢いで靴下に入れたもので、冬馬の気づかいも次男にはまったく伝わらずと、人物たちの意識のズレがこの作品ならではのおかしさを醸し出しておりました。
オチ担当の保坂は今回も飛ばしまくりで、彼の妄想の中でしか見られない、恋する乙女モードの春香がよろしかったですよ。ただせっかくサンタの衣装を着ていたのに、胸元をはだけるというおいしいネタが見られなかったのはもったいなかったなと。