シャングリ・ラ 第2話「池袋樹海」

生身で中に入ったら障気か何かで死に至る森とか、風の谷のナウシカを思い出させる設定ですが、この作品の場合はオンラインによる金融市場があったりして、人間がまだ高度な文明を維持しているあたりが違ってるところかなと。まあ人類ピンチみたいな状況には変わりはなくて、文明の力を持ってしても人間にとって有害な森を排除出来ないあたりがポイントなのかも知れませんが
話としては前回の砲撃の犯人捜しに並行して、メインの女性キャラたちの動向やキャラクターの掘り下げがなされるといったところ。砲撃の痕跡が残ってなかったり、砲弾の破片が全く見つからなかったりするあたりが、当面の謎として話の中心になりそう。太ってる方のおカマの人が当選したアトラスくじの件は、上の世界を描くための導入と言ったところでしょうか。
ヒロインが前回も出ていた守り刀の軍人と再会して、共鳴の件と合わせて運命的なモノを予感させる展開なんですが、もともと地味な顔な上に防護服を着ているせいで、しばらく誰だか分かりませんでしたよ。重要な鍵を握ってそうな人物なんだからもう少し分かりやすくする工夫が欲しかったように思いました。