タユタマ-Kiss on my Deity- 第2話「ましろの居場所」

登校した主人公のところに女の子たちがわらわらと集まってくるあたりは、主人公モテすぎのお約束で笑ってしまいましたが、そのあとの八人の妻云々のくだりがカオスで普通に面白かったですよ。
舌打ちに、学校に行く理由を問い詰められてとぼけるところにと、ましろの老獪さが垣間見えるあたりもニヤリとしてしまったり。
話的にはましろが学校に行くために編入試験を受けたら、成績が良すぎて全寮制のお嬢様学校の方に迎えられるという展開。主人公と離ればなれになったものの温かく迎えられ、彼女の目的である人間との共存に向けて前進したかと思いきや、耳としっぽのせいで引かれてしまうということで、試練を予感させるものとなっておりましたよ。ヒロインの目的がハッキリしているので、話の方向性がハッキリしているのは好印象。
女の子の全身を画面を横に倒して入れるカットの多用が目につきましたが、絵コンテの担当がこでらかつゆきということで納得。「ハヤテのごとく!」の一期の担当回でも同じような画面を連発してたなぁと思いつつ、可愛い二次元の女の子を眺めたいというこの手のアニメを見る人間の需要に対して、ちゃんと応えているように思いましたよ。画面を横に倒すのは、動画枚数を抑えて画面に変化を持たせようとする工夫なのかなと。