Phantom 〜Requiem for the Phantom〜 第3話「実践」

ツヴァイが組織の暗殺者となるための試験。現役の軍人を相手に追い詰められるものの戦闘モードの発動で勝利するということで、派手な撃ち合いこそなかったけれども、閉ざされた空間の中での息詰まる戦いみたいな雰囲気は出ていましたよ。
無関係な人間を葬るという罪の意識がツヴァイにのしかかるわけですが、それは同時にアインのいる場所に近づくことにもなるわけで、一人で心を閉ざしている彼女と、同じ境遇にあるツヴァイとの交流とそれによる変化が物語の中心になりそう。
冒頭のツヴァイのパスポートや彼が推薦されて送り込まれたらしいことが明らかになるあたりは、ツヴァイの過去に迫るための伏線といったところ。
マスターがアインの服を脱がせてオイルを塗る場面は変態じみていましたが、彼のセリフからすると自分の作った作品の手入れをするような感覚なのかなと。