宇宙をかける少女 第16話「わだかまる宇宙」

秋葉たちが木星まで飛ばされて三人でケンカしたり、ネルヴァル側とそれに対抗する人間側の動きが描かれたりと。
三人のケンカによって、それぞれの抱えているものが浮き彫りにされるわけだけれども、いつきによる「知ってるのなら何故言わない」というほのかに対するツッコミは、視聴者の気持ちを代弁するものでしたよ。それに対するほのかの返答が「おまえに言う必要ない」だったりして、なんだか作り手の投げやりなものが反映されているような気がしたりしなかったりしてしまいましたが。秋葉に対する行き当たりばったりという指摘も、大いに共感してしまうところ。
飛ばされた先にレオパルドのコロニーがあるという後付設定が都合良すぎですが、すでにこのグダグダな物語が、どこに向かいどのような最後を迎えるのかという興味だけで視聴を続けているので、今更そんな小さなことを気にしても仕方ないかなと。