クイーンズブレイド 流浪の戦士 第4話「相克〜雷雲の将」

レイナとクローデットの姉妹の確執の巻。自分の道は自分で探すみたいな分かりやすい目的意識を持つレイナに対して、姉のクローデットの方はより複雑なものを抱えている模様。
回想により、腹違いの娘として疎まれていたクローデットが、父親から示された唯一の愛情を支えとして彼に忠誠を誓い、彼が次期当主として選んだレイナに執着する理由もそこにあることが語られ、彼女というキャラクターが掘り下げられておりました。更にレイナとの戦いの中で、その愛情すらも彼女の思い込みでしかなかったことが明らかになり、レイナの手を離して谷底に落としてしまうということで、複雑な心理が描かれていましたよ。青いバラを小道具として、父親の言葉に込められた本当の意味が分かるのは効果的な仕掛け。
深刻な話をやってるのにオッパイがまろび出るのにはちょっと脱力してしまいましたが、まあこれがないと作品の存在理由すら危うくなるわけで。今回からはクイーンズブレイド大会の一環として全大陸生中継露というマニアックなシチュエーションも追加されて、ついでにナナエルの聖乳ぶっかけもあったりして、過剰とも言えるサービスはあいかわらず。
野宿したレイナが、スーパーマリオにでも出てきそうな巨大キノコを食べるコントは、ベタなネタなんだけれどもけっこう好きだったり。