宇宙をかける少女 第19話「閉じた迷宮」

秋葉が捉えられて箱に押し込められようとしているときに、いつきがのんびりと温泉につかってるいるのはどうかと思ったりもするわけですが、まあ彼女の身の上話を半スルー状態で聞いていた秋葉(地球で川下りしてた時にそんなシーンがあったはず)よりも、泣きながら励ましてくれるブーミンたちと一緒にいる方が、よっぽどマシなような気がする、というか見ている側としてもそっちの方が面白そうというか。
そう思えてしまう原因は、未だに目的意識がなくて秋葉のキャラが立ってないことにあって、まあ、そういう女の子が自分の道を見つけるみたいな面もあったんだろうけれども、シリーズの四分の三を過ぎても、まったく進歩がないのでは、作中で描かれる彼女の行動を見てもあまり興味が持てないわけで。
キャラ立てと言えば、クサンチッペの歌のお姉さんキャラがかなり無理矢理な感じ。ネルヴァルを人間型にしたり、会話の際にレオパルドをアイコンとして表示したりするあたりは、巨大すぎるブレインコロニーたちを、人間と絡ませるための苦労が忍ばれます。触手や弁慶の件はやっつけ感が漂っておりました。