夏のあらし! 第7話「他人の関係」

女でありながら普通の女になることに拒否感を抱き、いわゆる中二病だった潤が、カヤという女性やその生き方を理解することで、欲望のままに生きるのとはまた別の道もあることを知る話。男装を続ける理由が自分の性への嫌悪ということで、けっこう直球だったんだなと。
冒頭で風見鶏が壊れるのは、行き先の見えない潤の心情の反映といったところ。壊す人物があらしだったりするあたりは、彼女がカヤとは様々な面で対照的にな存在であることが示唆的でしたよ。
屋根の上での一や、カヤの身の上話を聞いた後の潤のセリフが説教臭くもありましたが、メッセージ性の強い話だったように思いました。