戦国BASARA 第9話「甲斐の虎、御勅使川に死す!」

前回の一件で武将として一回り大きくなり、それを信玄から認められる幸村、身辺警護という名目で謙信との穏やかな時間を過ごすかすがと、望むものを手に入れたかに思われたかにところで、信長の刺客によってそれぞれの君主が大変な事になる展開。お約束ではありますが、特に幸村にとっては彼が一人前になるための重要なイベントになるんでしょうか。
盾となったかすがをかばって謙信が銃弾に倒れるところや、堤防の決壊を守ろうとして結果的に信玄が犠牲になるあたりも、ベタなやり方ではあるけれども、盛り上がる場面となっておりました。
倒れた謙信に触れるのを、かすがが一瞬ためらうのが細かい描写。これまでは彼女の側から謙信に触れることはなく、ヘブン状態になりつつも主従の一線が引かれていたわけですが、それを越えることが出来た時には謙信が倒れているということで、悲劇性を強調していましたよ。