咲-Saki-第12話における、部長のカラテンリーチについてのちょっとした考察

一のアタリ牌を止めた上に、鶴賀から出そうだったアタリ牌まで止めるという部長のカラテンリーチが華麗過ぎたので、流れをまとめてみましたよ。
悪待ちを連発した結果、他家がベタオリ。アタリ牌が出ずに上がれなくなったところで部長のこのテンパイ。3、6ワン待ちの高め三色。
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狙い撃ち状態だった文堂さんは、今回も部長のアタリ牌を抱え込んでいるわけですが、
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キャプテンのアドバイス通り現物の2ワンを切って振り込みを回避。イーぺーコードラ3を捨ててのベタオリで、かなりもったいない事になってるけど、これも部長の悪待ち連発による結果といったところ。

そして龍門渕の一から、4ソー切りで引っかけの7ソー待ちリーチ。
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リーチは2面以上の待ちの上がりやすい形に取ることが多いので、4が切れていれば56の形の待ちはなくて7も当たらないと読めるわけですが、その裏をついて68の形で7で待ったりするという。代わりにアガリ牌の数は少なくなるわけですが、今回は高い点数になる(メンタン三色赤ドラで18000)こともあって攻めに出たというところ。ついでに文堂さんの手牌と合わせて部長のアタリ牌である36ワンを全部押さえているという

部長が一発でアタリ牌の7ソーを掴むわけですが、ここでまさかの4ワン単騎でリーチ。振り込みは回避したものの、4ワンは既に場に3枚切れているので悪待ちどころかアタリ牌が1枚もない状態なわけですが、部長のリーチを警戒して他家はベタオリ。特に鶴賀の人に7ソーを止めさせる事に成功するという。
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部長が、他家が降りて自分が上がれなくなったことまで逆に利用して、トップをキープするのが見事な打ち回しでした。

前回と今大会では直接対戦していないものの、部長と風越キャプテン打ち筋が対照的に描かれている印象。壁を利用してドラが安牌であることを確信し、自らそれを切ることで優希を助けたキャプテンに対して、壁を信じて切られたドラで上がったり、無茶なリーチで出るはずのアタリ牌を強引に止めたりする部長という感じで。他家に影響を与えるという意味では同じですが、その方向性は真逆で、過去の直接対決でキャプテンが苦戦したのも無理のないところ。