CANAAN 第2話「邪気乱遊戯」

アルファドの脱出劇にマリアたちのカーチェイス、そしてカナンのバスの上での決闘と、今回もアクション的に大変見応えのある出来映え。キレのある作画もちろんのこと、アクションの流れもよく考えられていて良かったですよ。特にアルファドが警備の人間を次々と打ち倒して行く場面は、見る側にとっても予想外の動きの連続で気持ちの良いモノでした。
話的には、前日譚に当たる原作ゲームでの出来事に触れられて、そこで事件の原因となっていた生物兵器が、アニメの方で重要な役割を持っているらしいことが明らかに。彼岸花のように見えるアザが感染者の証で、感染すると超人的な力を発揮するみたいな感じのなんでしょうかね。
また「親友」であるマリアの視点から、カナンという人物が語られるわけですが、とらえどころのないマリアのキャラクターのせいもあって、さっぱり要領を得なかったり。身体を張ってタクシーを止めたり、危機一髪のカーチェイスの直後に遊びに行く約束をしたりと、彼女のネジの外れっぷりもなかなかすごいなと。