うみものがたり〜あなたがいてくれたコト〜 第6話「堕ちる心」

ウリンが暗黒面に落ちてマリンの元を去るということで物語的に大きな動きのある話でしたよ。
姉から厳しい言葉を浴びせられて落ち込む彼女が、母親にかまってもらえずに泣いている女の子と自分を重ねる華のような視線を送る場面が印象的。
女の子が母親と和解することで、ウリンも自分から姉に歩み寄るのかと思いきや、更に心を閉ざす方向へと行くのが意外でしたが、空の世界にも自分と同じような思いをしている人間がいることを知った直後に自分だけ取り残される結果になったわけで、自身の孤立感や空の世界に対する拒否感がかえって強くなってしまったのかなと。
マリンが日食の影響を受けて攻撃的になったのは、ピュア100%なだけに、そういうものに対する耐性が弱かったと。夏音とメガネ君の関係については、夏音の方は逃げ回るばかりで、一方のメガネ君も押しが弱くて全然話が進まないので、そろそろ新展開が欲しいところですよ。