真・恋姫†無双 第4話「張三姉妹、太平要術を手に入れるのこと」

張姉妹が術を使って人心を惑わして勢力を広げ、イメージカラーとして黄色を用いている、と書くと元ネタ通りに思えたりもするわけですが、実際にやることと言えばアイドルのライブで、集まってくるのはいかにもな感じの人ばかりだという。メインの人物がそろって女になっている時点で突っ込むのは意味がないことなわけで、むしろこの場合は、元ネタを踏まえつつ、作品的に望まれる方向に改変したことをほめるべきなんだろうなと。マイクとPAにはじまり、スモークを焚いたりスポットライトを当ててみたりと、現実に使われている道具の数々を術によって再現する様子が妙に凝っていたのが印象的。
突然、場違いな飴が出てきて、関羽一行が舐めはじめた時には何事かと思いつつ、元が18禁ゲームだけあって、中の人たちが出す音も見事なもんだなぁと感じ入っていたら、ペンライトとして使われたりして、サービスとネタを兼ね備えた扱いとなっておりました。。
今回の関羽一行は、観客として関わるだけで、とりあえず張姉妹の存在とその怪しげな気配を感じ取るといったところ。男の妖術師が張姉妹が出会って術書を渡されることが、事の発端となっているわけで、アイドルデビューも計画の内といったところでしょうか。
歌って踊れる張三姉妹がメインと言うことで、絵的にはもっとグリグリ動かして欲しいところではありましたが、コレまでのこのアニメを考えるとこのくらいが精一杯なのかもしれず。