そらのおとしもの 第5話「任侠(セレブ)と初夜(アツイヨル)」

智樹たちが生徒会長の家に遊びに行くことで彼女の家庭環境が明らかに。実は極道でした、というのは「にゃんこい!」の4話とかぶっていたりもするわけですが、まあ定番のネタといったところで、さらにこちらについては極道の屋敷から南の島の無人島に舞台が移るという超展開を見せてくれました。
島でサヴァイバルを続けるうちに、智樹とそはらがいい雰囲気になるという青い珊瑚礁的な流れになるわけですが、肝心なところで寸止めになるのはお約束。イカロスと生徒会長たちが姿を消した理由が判明するオチは脱力感のあるものとなっておりました。
智樹たちが無人島に送られるキッカケとなる風呂の由来に天女が関わっていたり生徒会長の父親が智樹の家を立て直したりするあたりは、イカロスの正体についての伏線となっていそうな予感。あとイカロスがスイカからの連想で会長の父親の頭を撫でるのには笑わせてもらいましたが、セリフが少なくて自分から行動を起こすことがほとんどなくても、こうやってキャラが立ってるんだなと。
サービス的には今回も大盤振る舞い。絵的にも力が入っていて、全体的に身体の凹凸を強調する作画が印象的。また生徒会長が入浴する場面でのエフェクトはハイライトにぼかしが入っていたりして一手間かけた仕事で、そはらの日焼けあともなかなかよろしかったですよ。
今回のEDは嘉門達夫の「ゆけ!ゆけ!川口浩!!」で、歌唱も本人だったりするという。「川口浩 探検シリーズ」をネタにした歌ということで、謎の生物と遭遇みたいな後半の内容を踏まえた選曲となっている模様。イカロスが海底を歩き回る映像も、いろいろなネタが仕込まれていて楽しかったです。