DARKER THAN BLACK -流星の双子- 第5話「硝煙は流れ、命は流れ・・・」

スオウ中心に彼女とヘイの関係や二人を追いかける美咲、そして二人に敵対する契約者であるノリオの母親といった人物たちの動向が同時に展開していく構成でしたよ。
ゴキブリに対して過剰な拒否反応を見せる一方で、殴る場所を指定するみたいな合理的な思考を見せたり、鶴を撃った後に涙を流したりと、スオウの心理が契約者と普通の人間のどちらでもないものとして描かれているのが印象的。作中では経験不足で合理的に判断するための材料にかけているからと説明されていましたが、同時にそれは彼女が契約者の型にはまらない可能性も示すものとなっておりました。この先彼女がどのように成長して行くのかが話の焦点のひとつになっていそうですよ。
終盤の鍋を囲むところは、それを食べたときの各人のおかしかったりするけれども、同時に言葉だけでは伝わらないような暖かみの感じられる場面。ヘイと水を操る契約者とのバトルはダイナミックなアクションとなっておりました。
スオウとシオンのものと思われる星がそれぞれ赤と青なのは、それぞれの名前の元となっている花の色を意識してのことでしょうか。