真・恋姫†無双 第7話「陳宮、呂布に拾われるのこと」

陳宮が登場して彼女の過去が語られる話。連れている犬がどこかで見たことがあるような気がしつつ、人々から疎まれて友と言えば犬だけという貧しい生い立ちもアレみたいだなぁ、と思っていたところに直球のパロが入るのには噴きましたよ。要するに「フランダースの犬」のネロの昇天をネタにしているわけですが、あの感動の名場面をこんな風に扱っていいのかよと半分呆れながらも、くだらなすぎて笑ってしまいました。
張飛と同年代の設定ということで、彼女といさかいを起こしたりもするわけだけれども、最後は陳宮の気持ちを察した張飛が譲るという形で、ちょっといい話として決着。それを受けて関羽たちが張飛を誉めるあたりは、否定しながらも照れが露骨に現れていて面白い会話になっておりました。
いい話でもサービスを欠かさないのはさすがといったところ。呂布と出会う場面での関羽たちのパンツ見せは、一瞬見えるだけなのに細かく描き込まれていて大変よい仕事。呂布陳宮を風呂に入れる場面は、動物を洗っているかのような扱いでしたが密着度が高くてよろしかったです。