君に届け 第10話「協力」

爽子と風早が同じ気持ちを共有していることに気付いてお互いの距離が近くなるものの、胡桃沢が妨害工作を仕掛けることでその本性を垣間見せるという話。
アドバイスという形で、爽子を風早から遠ざけようとするあたりは、胡桃沢という人物の行動様式を良く表わしているわけですが、むしろ爽子のの向上心を焚きつける結果になるということで逆効果になるという。さらに爽子と風早がいい雰囲気を醸し出しているところに遭遇したことで、風早が好き宣言という先制攻撃に出るわけですが、それを受けた爽子はどう動くのかが気になるところ。
胡桃沢という人物が、人当たりのよい人物を演じることも含めて、自分の利益になるよう計算づくで動くものとして描かれていたわけだけれども、怒りで手が震わせながらも、それを表に出さないあたり、そこまで自分を制御できるのも大したもんだなと。
あと、これまでに何度か話題になっていた、風早はみんなの物宣言の顛末が明らかに。吉田のセリフではないけれど、確かにメンドクセー話で、女子の同調圧力って怖いなぁなどと思いました。