ダンス イン ザ ヴァンパイアバンド 第1話「プロムナイト」

冒頭から、吸血鬼は実在するのか?みたいなテーマのTV番組からはじまり、そろそろ本編に入るのかなぁと思いながらもなかなか入らなくて、いったいこの劇中番組はいつまで続けるんだろうと考えていたら、そのままエンディングに入ったりして驚かされましたよ。
ありがちなやり方としてこういうのは、こんな番組を流したりして今日も世間は表面的には平和だけれども裏では本物の吸血鬼が暗躍している、みたいなのを見せるためにあるわけですが、この作品ではそれを逆手にとり、吸血鬼が自分たちの存在を公にするために番組を利用しているのが明らかになるということで、なかなか驚かされる構成になっておりました。
劇中の番組は情報バラエティ風の構成で、ゲストのコメントや司会進行等々、いかにもありそうな雰囲気が出ていてよくできているなと。ただ出来すぎているせいか、見ていてダレるところまで再現しているのは考え物ですよ。