砂かけ婆や子泣きじじいをはじめとする妖怪横丁の住人たちが、貧乏だけれど楽しくやっているみたいなエピソード。 人間が出てくる話よりも、妖怪たちを中心とするエピソードの方が軽い話になるあたりが世相を反映しているというか、人間社会に対する皮肉が込…

下っ端の人間に警告しても意味ないだろうとか、監督はどこ行っちゃったんだろうとか気になるところもあったけれど、妖怪を倒してめでたしで終わらせないあたり、最近はちょっと見ない感じの後味の悪い終わり方。人間が20年前や今回の件でも懲りずに映画を取…

一反もめんが女の子と仲良くなるキッカケが、彼の表情を読めるからという理由だったり乾燥機を嫌っていたりするのが、ヒラヒラした外見に似合ってユーモラス。乾かしてもらった直後にまた濡れて動けなくなったりするのが情けないんだけれど、女の子を助ける…

守るべき人間が既に取り憑かれていて、すべては鬼太郎を倒すための罠だったというのは捻ってあったけど、ゲストの女の子が人間に手を出さない鬼太郎の姿を見るだけで改心するのは苦しい展開。事件後に彼女が引退するのは分かるにしても、引退してどうなった…

トラブルメーカーで話の発端となることの多いねずみ男を紹介するエピソードといったところ。 キーアイテムっぽくノートパソコンが出てきたりして、小道具も現代風になってるなぁと思っていたら社長と出会うキッカケとして使われるだけだったり働く悪事が今時…

5回目のアニメ化。鬼太郎が人間に害をなす妖怪と戦うという大筋は今回も同じなんだけれど、妖怪に狙われている子供に原因はキミにあるからと言ってオトリに使ったり、助けた子供に脅しをかけて本人たちに塚を直させたりと、人間の味方というよりは子供たちに…