天元突破グレンラガン 第6話「てめら全員湯あたりしやがれ!!」

ウサギを追いかけていたら、不思議な世界に迷い込むということで、最後は夢オチかと思ったんだけれど、実は敵の仕掛けた罠だったという。温泉に入りつつこれまでの回想を挟むという構成で、冒頭から前回のあらすじを長々と引っぱるあたりは製作状況についていろいろと勘繰りたくなってしまいましたよ。せっかくの温泉で、黒の兄弟の妹3人まで登場させたのに、入浴シーンが全くないのも残念。
ガンメンが正体を現してからのノンストップアクションはテンションが高くてスゴいとは思うんだけれど、勢いがありすぎてついていけず、置いてけぼりを食らったような気分に。温泉を含めた建物全部が敵のガンメンだったというのは意外性のあるバカバカしさで面白かったです。

ハヤテのごとく! 第6話「時が見えると君は言うけど、たぶんそれは走馬灯」

前回に続いてナギの家を友人たちが訪れるという形で新キャラ投入。登場したキャラたちがお互いに絡まないまま話が進んで、複数回に分けられたエピソードだからこれからキャラ同士の関係を見せるのかもしれないけれど、今回の話だけみるとちょっとまとまりがなかった印象。
アバンの「地球は狙われている」のレイズナーネタや、ナギがおかゆを作ると言い出した時にピー音に隠されたミスター味っ子グルマンくんを全巻読破した発言あたりは、ニヤリとさせるものでしたが、前回の中の人繋がりに比べるとネタが散発的でとりあえず入れているだけ感が強く。ナギがベッドに登ってキスをしようとするところや伊澄の着物のはだけた感じはなかなかよろしかったですよ。

Yes! プリキュア5 第14話「悩める生徒会長かれん」

部費不足の問題に対してそれぞれの部がお互いに協力しあうという解決策と、それを踏まえてプリキュアたちが連携するバトルの組み立て、そして同じように資金不足に悩まされながらも他人を切り捨てることで解決を計るブンビーに対する勝利と、日常パートとバトルパートが非常に上手く噛み合っていて感心しましたよ。食堂のおばちゃんの正体、こまちの隠された一面とそこから捉えなおされる彼女とかれんとの関係といった話もキャラクターに深みを与えるもので、完成度の高い話となっておりました。
作画も安定していて、特にバトルの時のダイナミックな動きは見ごたえのあるものでした。