『おねがいマイメロディ』 第11話「お料理上手になれたらイイナ!」

いきなり全裸で登場する柊様。最近出番なくてついにキレたのかと思ったら、クロミの夢だったり。
話的には三姉妹の家の隣(4話のゴミ屋敷ですな)に新婚ホヤホヤの夫婦が越してきて・・・ってんだけど、どちらかというと夢野家におけるマイメロの奮闘とその苦労話が中心だった感じ。まあ、隣の夫婦も、少ない時間でそのバカップルぶりをいかんなく発揮しておりましたが。
今回、マイメロと父親がはじめて二人きりになったのかな。父親はマイメロの正体を知らずにただのぬいぐるみだと思ってるから完全にモノ扱いで、洗濯して干したりボディタオル代わりに体を洗うのに使って干したり。タイトルロールにも容赦ない仕打ちを加えるあたり、さすがマイメロクオリティですな。マイメロがコーヒーを差し入れて正体を明かそうとするんだけど、疲労で見える幻覚にされて、やっぱ大人の父親には受け入れてもらえないようで。
でもって、越してきた隣の奥さんが夢の扉を開かれちゃったりしたりしたわけなんだけども、変身した姿が電子レンジとガス台と冷蔵庫を合体させた姿って・・・。たしかに料理が上手くなりたいと言ってはいましたが。しかも電子レンジから変な光線出して、クロミとデカナス食おうとしてますよ。
例によってマイメロが事態を収拾するわけですが、事件をポルターガイストの仕業と思った夫婦が引っ越しちゃって隣が再び空き家に。この先、入居→犠牲というコンボになるんでしょうか。
さいごに「お父さんと一緒にご飯がたべられたらいいな」というマイメロのセリフで閉め。アレだけひどい扱いを受けたのに、こんな台詞が出てくるあたり、やっぱりマイメロは器が大きいなぁ、と。単に自分に都合の悪い記憶が脳に残らないだけかもしれませんが。
いろいろ失礼なこと言いまくってるのにイマイチ憎めないのは、可愛らしいルックスだけじゃなくてこの性格のおかげもあるのかなぁ、などと思うのでありました。