『絶対少年』 第5話「約束の重さと夢の軽さ」

前回の約束どおり一緒に遊ぶ歩とわっくん。だけど楽しそうなわっくんに比べて、歩の方はなんかあまり面白くなさそうな。美玖の言う「わっくんは待ち過ぎた」ってのは、時間によって生まれた二人の間の心の距離のことですかね。
母親の証言でわっくんが、長靴にポンチョという昔の歩と同じ格好をしてるのが分かるんだけど、わっくん=昔の歩なのか? だとすると、何故今頃姿を現したのかとか、歩なのになんで名前がわっくんになってるんだよ、とかいろいろな疑問が。まあこれから明らかになるんだろうけど、くれぐれも安っぽい自分探しの話にはしないで欲しいところ。
あと、バスの中で前後の席に座った潮音と美紀の会話が怖かったですな。なんとか話を繋ごうとする美紀に対してぶっきらぼうな態度を取り続けて最後に言い放った言葉が「私あなたのこと嫌い」。しかも前回潮音と会ってた拓馬が美紀と二人で会って、「潮音と付き合ってるつもりはない」みたいな話してるし・・・。遠くない将来、我々は修羅場を目撃する事になりそうです。
しかし、この二人、同い年という設定でそれぞれ可愛い外見なんだけど、目の大きさが倍くらい違うという。潮音がちょっとひねくれた感じなのに対して、美紀はおおらかで快活という、ある意味正反対の性格をしているんでそれを反映してるんだと思いますが、二人並ぶとなかなか奇妙な感じがしますな。
次回のサブタイは「世界の皮膜が薄くなる」。あのじいさんの口癖だけど、薄くなると何が起こるのか? 今から気になるところであります。