『おねがいマイメロディ』 第15話「もう一度歌えたらイイナ!」

ピューロランドのCMのマイメロがデカすぎ。あのサイズで毒吐かれたりしたら、可愛さでなんとなく許せてる毒舌も許せなくなりそうですな。
今回は、アイドルデュオを組んで音楽の道を歩んでいんだけど、道を分かつ事になった二人が登場。片や売れっ子俳優で片や寂れたレコード店の店主という。アイドルだった頃の姿はヘアスタイルや衣装から考えて、80年代のジャニーズ系を意識してるんでしょうかね。この二人が久しぶりに再会してクロミの妨害やらマイメロのフォローやらで和解して、昔二人で作ったという歌を一緒に唄う事になるんですが、このときの絵がイヤすぎです。中年のオッサンがアイドルのへそだし衣装で歌って踊るという。作画も妙に力が入ってて、プルプル揺れる腹の贅肉をアップで見せてくれるんだけど、正直アニメで揺れるのはオッパイだけで十分ですよ。
でもって家に帰った歌が、なんとはなしに父親のレコードをかけてみると、それは死んだ母親が好きでよく唄っていた曲だったという。その曲をバックに母親との思い出や家路を急ぐ琴や奏や父親の姿が流れるのは、なかなか感動的で自分が見ているアニメがマイメロディであることを一瞬忘れさせてくれました。
今回は、音楽の持つ人の心を繋ぐ力みたいなのを感じさせてくれる話だったわけですが、前回の良く分からないオチのあとに、こういうキレイにまとまった話を持ってくるあたり、やっぱりマイメロディは侮れないなぁ、などと思うのでありました。