『あかほり外道アワーらぶげ』

感想 あかほり外道アワーらぶげ
  • 『それゆけ！ 外道乙女隊』　第９話「大怪獣大進撃大作戦！」

北華姉妹が海水浴に行って怪獣たちに出会うという話。怪獣たちを使って悪事を働こうとするんだけど、結局それが出来ないのはいつものお約束ですな。視聴者が一番期待してるはずなのに何故か作画がヘタれるという水着話の法則は幸いにも適用されず、ロリからお姉さんまで、各年代取り揃えた水着姿を整った作画で堪能させてもらいました。ただ少し気になったのが、浜辺にいるはずなのに、いきなり背景がなくなってしゃべる人物にスポットライトを当てるという、舞台っぽい演出。捕まった怪獣たちも、投光機を当てられて見世物になってましたが、スポットライトを当てられる５人の姉妹も、怪獣たちと同じように我々視聴者への見世物でしかないということを現していたんでしょうか・・・って、単に背景を省いて手間を減らしてるだけだと思いますが。

「パンをくわえて遅刻遅刻」はよく聞くけど、「痴漢と間違えた人物が実は上司だった」パターンは、はじめて聞きましたよ。まあレディコミあたりで、ありそうな気がしますが。あいかわらず欲望のおもむくままに行動するラブフェロモンの二人組のバカさ加減に笑ったんだけど、「すべてを失ってはじめて大切なものが分かった」という社長の取ってつけたような改心の場面の唐突さのおかしさも中々のもんだと思いましたとさ。