『円盤皇女ワるきゅーレ 星霊節の花嫁』 第6話「天空閣結婚式城の攻防」

PPV先行放送につきネタバレ注意。
作監藤井まき降臨。さすがにキャラデザ本人の手が入ると格段に作画が良くなって、画面を見てるだけで幸せな気持ちになってきますよ。人物のアップ以外は、ちょっとアレだったりするんですが。
ついに和人とワルキューレの結婚式ということで、一期の最終回みたいな盛り上がりを見せるのかと思ったら、それ程でもなく。攻防と言う割には、戦闘シーンがイマイチ迫力なかったせいもあるんだろうけど、なんというか、この期に及んでネスティーや丸と深い因縁がありそうなキャラが登場したり、ヴァルハラ古代文明という新設定が出てきたりしたせいで、最終話としてのまとまりに欠けたのかなと。一応、2話で集めた石とか薄くなった時乃湯のペンキ絵とかの伏線は回収されてはいるんですが。最後に大急ぎで新設定出すんだったら、本筋とあまり関係ないライネや真田さんのエピソードを削って、そっちに回した方がよかったんじゃないかなあと思ったり思わなかったり。単一のエピソードとしては、どっちも好きな話なんだけど、シリーズ全体としてのまとまりにも期待したいわけで。
結局、今回も結婚が延期になったり、ワルキューレが大小に分裂しちゃったりで、時乃湯一同の日常はこれからも同じように続いて行きますよ的な第4期を視野に入れたオチに。一番印象に残ったのは、結婚式が流れたときの秋菜の心の叫びでしたとさ。
とまあ、いろいろ書いてはみたものの、一期の時からのファンとしては、いつものキャラクター達が動いて新しいストーリーを見せてくれるだけでうれしいわけで。もしかしたらあるかもしれない第4期も、やってくれることをかなり期待してる自分がいたりするわけです。