『おねがいマイメロディ』 第26話 「チャンピオンになれたらイイナ!」

琴の同級生、太田と中沢が再登場。9話の縄跳びの話で琴を取り合ってた二人ですな。太田が、琴を泣かした上級生と総合格闘技で勝負することになって、3人で特訓するんだけど、自信が持てず、勝つために黒魔法の餌食になるという流れ。魔法のおかげで相手を倒すことができたけど、例によって暴走してカオス状態になると。パンチの時に伸びる手を見てなんとなく寄生獣を思い出しましたよ。
特につまらないわけじゃないけど、ここんとこ続いた濃い話と比べると物足りない感じは否めないというか。やっぱ、敵役の小学生チャンピオン・ヤマトのキャラが弱いのかな。下級生をいじめてたのは、自分が強いことに慢心していたせいなんだろうけど、それに対して反省をしたのは、太田が努力する姿を見て自分の器の小ささを感じたからという。クロミの魔法も勝負の結果もあまり関係なかったりするわけで。マイメロの特訓や「フラットくんパンチ」等々、あいかわらず小ネタは冴えていましたが。
結局、マイメロと気合い人形の活躍で事態が収拾するわけですが、最後に黒音符が空中に並んで、なんか曲が出来てみたり。予告で柊が自分に酔いながら曲の素晴らしさを語ったりしてて、これで黒魔法がパワーアップして更なるカオスワールドを展開してくれたらイイナ!とか思ったりするわけですよ。