クラスターエッジ 第5話「奇蹟のレース」

ショベルカーが微妙なところでアゲートを避けたり、キャタピラが外れたりするのは彼の不思議な力のおかげなのかなぁ、などと見ながら思っていたら、イキナリ煙突が倒れて不思議パワーが炸裂してちょっと笑っちゃったり。カジノでの勝ちを巻き上げられたのをボートレースでやり返すという、普通に分かりやすい話のはずなんだけど、なんだろうね。この宙ぶらりんな感じは。
当のアゲートが特に怒ってる様子がないこととか、金貸しとじいさんがアゲート不在で和解しちゃうとか、カジノのオーナーがレースで八百長する程度の小悪党でしかないとか、そのあたりのせいかな。一応、部下を取られた金貸しや、妨害を受けて船から落ちたじいさんの恨みを背負ってるはずなんだろうけど。なんていうか見てるとよくない意味で期待を裏切られることが多いんだけど、その微妙な裏切り方ががだんだんクセになってくると言うか。最後のボートで潜水するという離れワザもサイコーでした。