ローゼンメイデン・トロイメント 第4話「契約」

近頃では言葉だけが独り歩きしている感のあるツンデレだけど、こうやって見せられると、やっぱりいいもんだなぁ、などと思ったりするわけで。自分から契約を持ち出したのに、恥ずかしくなってつい憎まれ口を叩いちゃうあたりに、その魅力の真髄を見た気がしますよ。ミーディアムについて嘘を教える真紅やら、ぞんざいな扱いを受けた挙句に忘れ去られる金糸雀やら、他のキャラにも見せ場があったけど、結局のところ翠星石に全部持っていかれた感じですな。
ただ、契約に至る過程だけを見れば良く出来てると思うんだけど、作画面でちょっと微妙なところがあって、そのせいかキレがないというかカットの繋がりが良くなく感じるようなところがちらほらと。復活した真紅が人形劇を見ただけでまたヘタレちゃうのも、ちょっと理由としては弱い気がするし、契約してパワーアップした翠星石のバトルが、逃げる隙を作っただけで終わるのも食い足らなさがのこるというか。視聴者が待ちに待ったエピソードなのにちょっともったいないかなと。
しかし雛苺を入れれば3体のドールと契約してるわけで、ジュンの絶倫ぶりには相当なもののようで。