舞-乙HiME 第8話「運命の軛」

アリカとマシロの契約は、ナツキたちにバレバレなんですな。事態を静観して成り行きに任せるとのことですが、やっぱりアリカの母親について何か思うところがある様子。禁書庫に侵入してもバツ掃除だけで済んだり、新しいジェムを支給してくれたりしたのもそのせいかな。前回、思わせぶりに姿を見せたミユが実はアリカと旧知の間柄だったりしたわけですが、青玉を外したりアリカに禁書庫に忍び込むよう促したりと、この人も秘密を握っている模様。
禁書庫にあっさり入れちゃったり、データバンクが勝手に起動したりと更に深まるアリカの出生の謎。そして地下の墓地で過去の大戦におけるオトメたちの非情な運命が語られるわけですが、友人を討つ覚悟があるかと問われて、あると答えるニナと戦争を起こさなければいいというアリカと考え方の違いが明らかに。周囲が理想とするオトメを目指すニナと自分の理想とするオトメを目指すアリカといったところで、この考え方の違いが二人の間に大きな溝を作りそうですな。ハルモニウムをめぐってきな臭い雰囲気が漂って来たし、やっぱり後半はシリアスモードになるんですかね。どのキャラもみんな魅力的なんで、お互いに傷つけあうような展開にならないようアリカの頑張りに期待したいところです。
しかし、ネコにキノコに鳥と一部の前作キャラが、えらく不当な扱いを受けてるような気が・・・。ネコとキノコは見せ場がありそうだけど、鳥の子はどうなりますやら。