ローゼンメイデン・トロイメント 第6話「天使」

何事もなかったかのように復活する水銀燈なわけですが、実は記憶を失っているだけだったり。真紅に敗れたことを思い出してショックを受けるんだけど、父親が修理してくれたと知ってなんかうれしそうでしたな。速攻で真紅の夢へ自慢しに行ったりして、あいかわらずなところを見せてくれるんだけど、逆に謝罪されたりしてまたビックリといった感じ。
はじめはメグに対してあまり関心を持っていなかった水銀燈が、終わりの方では歌の続きをねだったりして心を許したようなそぶりを見せたのが印象的。メグがミーディアムとして力を与えてくれたこと、父親が自分を見捨ててなかったこと、そして真紅の言葉で、彼女の中で何かが変わったんでしょう。死を願うメグと死を経験した水銀燈が、どのような関係を築くのか興味深いところです。
「待ってる人がいればジャンクじゃない」という真紅のセリフがストレート過ぎてちょっと安っぽかったのと、真紅以外のドール達の反応も見たかったところだけど、まあ一度退場した水銀燈の復活としては、申し分ないところかな。
ラストで薔薇水晶とドールショップの繋がりが明らかになって、そのこと自体は、まあ予想通りで特に驚きはないんだけど、彼らが何を企んでいるのか気になるところ。店の奥で人形を作ってるのがドールたちの父親たるローゼン?とか思ったけど、そんな単純な話とも思えないわけで。