capeta lap.10 「タイムトライアル!」

コーナリングをミスして落ち込むカペタに社長が与えたアドバイスが的確で、人を使う立場にいるのは伊達じゃないんだなと。まあ、そのアドバイスだけで、自分の走りの間違いに気付くカペタの頭のよさも相当なもんですが。
最高のマシンと環境を与えられて、勝って当然と思われてるナオミの内面に踏み込んだ場面も重要かな。常に勝ち続ける彼でもモータースポーツの最高峰であるF1を目指して、振り落とされないように必死にしがみついているという。数十万人の中から20人しか座れないF1のシートなんて、普通の人間だったら目指すことすら考えないのに。やっぱあの斜に構えた態度は、自分自身に対する厳しさの現われなんですかね。
カペタもナオミも小学生とは思えない早熟さで、やっぱ、何か大きなことを成す人間は、子供の頃から違うのかなぁ、と思いましたよ。