コーナリングをミスして落ち込むカペタに社長が与えたアドバイスが的確で、人を使う立場にいるのは伊達じゃないんだなと。まあ、そのアドバイスだけで、自分の走りの間違いに気付くカペタの頭のよさも相当なもんですが。 最高のマシンと環境を与えられて、勝…

いくらなんでも15分の練習走行だけでコースレコード出すのはちょっと出来過ぎかも、とか思わなくもないけど、まあそこら辺はフィクションなわけで。作中で独特のコーナリングが速さの秘密であることが説明されてるし、そのコーナリングは発電機のエンジンで…

慣れないレース用のエンジンでクラッシュして、はじめて壁にぶつかるカペタ。父親をはじめとする周囲の人間の励ましで復活するわけですが、やっぱり彼のひたむきさを見ていると、みんな応援したくなるんだろうなぁなどと思ってみたり。約一名、女の意地で張…

カペタがカートのレースに出ると聞いてクラスメイトが質問攻めにするわけですが、自分のことには照れているだけなのに、父親が作ったカートを誉められたときは誇らしそうな顔をしていたのが印象的。本当に父親のことが好きなんだな、と改めて思わせる場面で…

カペタのエンジンに対するこだわりを社長の昔話と重ねるのが上手いです。クサ過ぎて今まで笑い話(今回も事務の女の子が笑ってた)扱いだったのに、なんかいい話に思えてきましたよ。情に流されちゃイカンと、カペタに対してエンジンを代えるよう忠告あたりも…

マシンの性能差という現実を突きつけられたり、ライバルが登場したりと、今回も熱い展開。マシンが良くなければ勝てないのか、というカペタの問いに、それだけじゃないと答える一方で、彼を自分の息子の当て馬にしようとする奈々子が計算高いというか。いや…

マシンが不完全で真っ直ぐ走らずコーナーもろくに曲がれないのに、あきらめずになんとか走らせようとするのが熱いですな。しかもちゃんと走るようにしちゃうし。初めて乗ったカートでここまで出来ちゃうのは不自然な気がしなくもないけど、それでも引き込ま…

カペタが我慢を重ねていたことに父親が気付く場面。中々の名場面だと思うんだけど、涙を浮かべてエンジンをどうにかしようと改めて決意するだけで、ちょっと淡白な気もしなくもなく。まあ、カートに乗るのが話の中心になるわけだから、あのくらいでバランス…

父親の手作りカートを見つけたときのカペタのリアクションがいいですな。一回興味なさそうに振り返ってから、かぶりつくという。彼のヒネた性格と車好きという面をよく現してます。カーブを曲がろうと何度も挑戦するのも、運動会で誰も見ていないからと手を…

CGのカートがかっこいいですな。アナログの人物や背景にも溶け込んでて、あまり違和感ないし。さすがは「頭文字Ｄ」で、はじめてCGを本格的に導入したスタジオコメットといったところですかね。 仕事で不在がちな父親や、そのせいで寂しい思いをしている主人…