地獄少女 第十二話「零れたカケラ達」

今回の依頼者役は田中理恵ですか。メールの朗読もやってたけど、依頼者の少女とは印象が全然違ってて、やっぱりこの人は芸の幅が広いなと思いましたよ。
不登校の少女を毎日迎えにくる熱血教師が、実は人生に疲れていたり、少女に地獄通信にアクセスするようにそそのかしたメル友だったりと、裏の裏といった感じで中々の意外性。糸をほどくのも恨みを晴らす為ではなく、死を望む相手の為というのが新しいパターンでした。
正直なところ、自殺だったら地獄少女の力を借りなくても、と少女が死後の地獄行きというリスクを犯す必要性が良くわからなかったんだけど、もしかしたら自分も地獄へ行くのが、相手との一体感みたいなのを感じさせるのかなと。少女にとっては唯一心を許せるメル友ではじめて本音を見せてくれた大人だったわけだしね。
前々からそれっぽい描写があったけど、今回あいの口から地獄送りに対する疑問の言葉が。シリーズ後半は彼女の葛藤を見せる展開になったりするんでしょうか。

あいも可哀相な娘だよね・・・