ラブゲッCHU〜ミラクル声優白書〜 第1話「桃子、声優になりますっ!」

ふっくらした頬の曲線が、10年くらい時代をさかのぼった感じで何ともいえず。中身の方も、上京した女の子が声優を目指すというベタさで、脇を固める女の子達も眼鏡っ子にお嬢様にボクっ子とテンプレどおりで、しかも、それぞれが舐めてるとしか思えない動機で声優を目指すという。まあ、その適当な動機のせいでつまづいて・・・というあたりで、話を作って行くんじゃないかと思いますが。声がデカいだけで、ウサギのぬいぐるみに話しかけるというメインの子のイタさがいい感じで、三石琴乃演じる女社長の鋭い突っ込みと、ボディーブローも最高でした。痴漢と間違えた男とひとつ屋根の下で生活するというお約束までやってくれて、なんていうか、見ててすごく安心すると言うか、心の故郷に帰ってきたというかそんな感じがして、やっぱ1クールにひとつはこういう頭の悪いアニメがないとなぁ、などと思いましたよ。強引にねじ込んだ感のある水着シーンも高ポイント。