彩雲国物語 第11話「恋の病に薬なし」

熱を出して寝込んだ秀麗を男達が見舞いにくるという、いつもの彼女中心の視点とは少し毛色の違った話。
見舞いに来るのが男ばかりという秀麗のモテモテぶりが、逆ハーレムというか、本来対象となっている視聴者を感じさせるんだけれど、これまでの話でたしかに魅力的な女性として描かれているのでそれも納得できるところで、そんな中でも、汗を拭いたり口移しで薬を飲ませたりと劉輝は特別な存在であることを感じさせるますよ。汗を拭く場面の秀麗が凄く色っぽくて、そういうのを全然期待してない作品だったので、ちょっと得をした気分。
デコピンされてうれしそうだったりして兄想いのところを見せたり、秀麗に叔父であることを明かせない理由が語られたりと、叔父の黎深のキャラが掘り下げられたのも印象的。国試と並行して彼と秀麗の関係がこれからの話の中心になるんでしょうか。