ラブゲッCHU〜ミラクル声優白書〜 第19話「桃子、もうおしまいですっ!」

桃子のスランプに祐理花とアタリの関係の終わり、りんかの移籍と終盤らしく大きな出来事が続くわけですが、イマイチ盛り上がりに欠ける印象。
今まで速攻で立ち直っていた桃子が、恋の悩みでドツボにはまるのは、元が携帯ギャルゲーの企画だし、それもありだと思うんだけれど、今まで彼女に手を支えていた管理人さんや社長が、今回に限っては見てるだけというのも、どうも不自然に思えてしまいました。まあ桃子が自分の力で立ち直ることに意味があるということなのかもしれませんが。りんかの移籍も、あっさり流されちゃって「桃子みたいに前向きになりたい」という言葉で彼女をさらに追い込むだけの意味しかないように見えてしまいました。
アタリに別れを切り出されて一度は逃げた祐理花が、その日の夜にはそれを受け入れちゃうのは、なんだか自己完結な感じ。一応翼に相談しているけど、具体的な描写がされてないわけだし。「好きだといわれてうれしかった」というアタリの言葉は、救いが感じられましたが。
寮の住人がいつの間にかいなくなっていたりして、元々登場人物が多すぎる作品だったけど、桃子たちの三角関係が中心になってから、レギュラーのキャラクターまで持て余しているような気がしますよ。