ARIA The NATURAL 第24話「その 明日のウンディーネに…」

自分はかまわないけど晃はダメ、というセリフに彼女に対する藍華の気持ちが込められている感じで、晃に仕事を押し付けられて不満を口にする藍華という、おなじみの場面が前フリとして上手く生かされおりました。藍華が泣くところの演技が素晴らしくて、さすがは斎藤千和だなと感心。
この作品にしては珍しく他人の悪意に晒されるみたいな話だったけれど、そのことを三人の成長に繋げてさわやかな視聴感を残してくれました。彼女たちを導く晃さんが男前で素敵でしたよ。
本音を聞かれた藍華が枕を抱えてモジモジする仕草が丁寧な作画で印象的で、水の三大妖精をイメージしたミュシャ風の止め絵も良かったです。