ハチミツとクローバー2 chapter.12

いい最終回でしたよ。終わる恋もあればはじまる恋もあって、それぞれが自分の道を進んでいくといった感じで、青春モノらしい甘酸っぱい終わり方で。特に最後にはぐの作ったサンドイッチを食べながら竹本が涙を流すところは、タイトルに込められた意味が明らかになるこの作品の集大成ともいえる場面で泣けましたよ。
入院している神谷浩史の代わりに竹本を演じた野島健児も、たしかに声はちがうんだけれどちゃんと竹本になっていて安心して見れました。はぐの件を山田さんからツっこまれてうろたえる場面と、理花との大人の関係を見せる場面とのギャップが印象的で、それをさらりと演じて見せる藤原啓治はさすがといったところ。
一期目に比べて重い話が続いた二期目だったけれど、キレイにまとめてくれて最後まで見続けてよかったなぁと思わせてくれました。